古語:

てりもせずの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    

Weblio 辞書 > 古語辞典 > 学研全訳古語辞典 > てりもせずの解説 


学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

てりもせず…

分類和歌


「照りもせず曇りも果てぬ春の夜の朧月夜(おぼろづくよ)にしくものぞなき」


出典新古今集 春上・大江千里(おほえのちさと)


[訳] 照り渡るというのでもなく、完全に曇ってしまうというのでもない春の夜の、ほのかなおぼろ月夜の風情に及ぶものはない。


鑑賞

「明らかならず暗からず、朧々(ろうろう)たる月」という『白氏文集(もんじゆう)』の詩の一節を題に詠んだ歌で、第四句まではその詩句の翻訳であるが、結びの「しくものぞなき」によっておぼろ月のほのかな風情を鮮やかに導き出した。








てりもせずのページへのリンク
「てりもせず」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

てりもせずのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




てりもせずのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS