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学研全訳古語辞典

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接続助詞

《接続》活用語の已然形に付く。


〔逆接の確定条件〕…けれども。…が。…のに。


出典土佐日記 一二・二二


「藤原(ふぢはら)のときざね、船路(ふなぢ)なれど、馬のはなむけす」


[訳] 藤原のときざねが船旅だ(から馬に乗るのではない)けれど、馬のはなむけをする。


〔逆接の恒常条件〕…ても、いつも。…であっても必ず。


出典源氏物語 若紫


「よからねど、無下(むげ)に書かぬこそわろけれ」


[訳] 下手でも、いつもまったく書かないのはよろしくない。


参考

「ど」と「ども」の比較



ど 【土】

名詞

土地。国土。場所。


「五行(ごぎやう)」の一つ。








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