古語:

間遠なりの意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

まどおなり 【間遠なり】

⇒まどほなり



ま-どほ・なり 【間遠なり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


間隔が遠い。


出典方丈記 


「十日、二十日過ぎにしかば、やうやうまどほになりて」


[訳] 十日、二十日と過ぎたので、だんだん間隔が遠くなって。


織り目や編み目などがあらい。


出典万葉集 四一三


「須磨(すま)の海人(あま)の塩焼き衣(ぎぬ)の藤衣(ふぢごろも)まどほにしあればいまだ着なれず」


[訳] 須磨の海人が塩を焼くときの作業着である藤衣は布目があらくまだ着なれない。そのように会う機会が少ないので、その人にまだなじまないことだ。


参考

は、和歌では、の意とかけて用いることが多い。古くは「まとほなり」とも。








間遠なりのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

間遠なりのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




間遠なりのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS