学研全訳古語辞典 |
能因
分類人名
(九八八~?)平安時代中期の歌人。俗名は橘永愷(たちばなのながやす)。三十六歌仙の一人。和歌の逸話が多く、都にいながら「都をば霞(かすみ)と共に立ちしかど秋風ぞ吹く白河の関」(『後拾遺和歌集』)〈都を霞の立つ春に旅立ったけれど、今ではもう秋風が吹いているよ、この白河の関は。〉と詠んだ話は有名。家集に『能因法師集』がある。
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分類人名
(九八八~?)平安時代中期の歌人。俗名は橘永愷(たちばなのながやす)。三十六歌仙の一人。和歌の逸話が多く、都にいながら「都をば霞(かすみ)と共に立ちしかど秋風ぞ吹く白河の関」(『後拾遺和歌集』)〈都を霞の立つ春に旅立ったけれど、今ではもう秋風が吹いているよ、この白河の関は。〉と詠んだ話は有名。家集に『能因法師集』がある。
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