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のびらかなりの意味

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学研全訳古語辞典

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のび-らか・なり 【伸びらかなり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


長く伸びている。


出典源氏物語 末摘花


「あさましう高うのびらかに」


[訳] (鼻が)あきれるほど高く長く伸びていて。


のんびりしている。ゆったりとくつろいでいる。


出典源氏物語 初音


「おのづから人の心ものびらかにぞ見ゆるかし」


[訳] 自然に人の気持ちものんびりして見えるよ。


穏やかだ。おっとりしている。


出典源氏物語 横笛


「口つきうつくしう匂(にほ)ひ、まみのびらかに」


[訳] (赤子は)口もとがかわいらしくつやつやとして、目もとがおっとりして。◆「らか」は接尾語。








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