古語:

ほうしゃの意味

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学研全訳古語辞典

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ほう-しゃ 【報謝】

名詞※「す」が付いて自動詞(サ行変格活用)になる

恩に報いて感謝の意を表すこと。


出典古今著聞集 三六


「深く件(くだん)の恩を知りて、よろしくほうしゃすべし」


[訳] 深く、今言ったような恩を感じて、(それに)ふさわしく恩に報いて感謝の意を表すべきだ。


神仏から受けた恩に報いるために慈善を施すこと。また、僧や巡礼に布施をすること。


出典堀川波鼓 浄瑠・近松


「この金子(きんす)をほうしゃする」


[訳] この金銭を(僧のあなたへの)布施にする。◆「ほうじゃ」とも。








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