学研全訳古語辞典 |
ほし 【星】
①
(夜空に光る)星。
②
数多いもののたとえ。▽星は無数であるところから。
③
兜(かぶと)の鉢に並べて打ち付けてある鋲(びよう)の頭。
④
陰陽道(おんようどう)でいう「九星」のうち、その人の生まれ年に当たるもの。また、その巡り合わせで人の運勢が決まることから、吉凶の巡り合わせ。
ほ・し 【欲し】
活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}
①
得たい。ほしい。
出典土佐日記 二・五
「ほしきものぞおはすらむ」
[訳] (明神様は)ほしいものがおありなのでしょう。
②
そうありたいと思う。願わしい。
出典伊勢物語 八四
「いよいよ見まくほしき君かな」
[訳] ⇒おいぬれば…。
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