古語:

傍目の意味

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学研全訳古語辞典

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あから-め 【傍目】

名詞※「す」が付いて自動詞(サ行変格活用)になる

よそ見。わき見。わき目。


出典徒然草 一三七


「花の本(もと)には、ねぢ寄り立ち寄り、あからめもせずまもりて」


[訳] (桜の)花の下に、にじり寄って近寄り、わき見もしないで見つめて。


浮気。心変わり。


出典大和物語 一五七


「もとのごとく、あからめもせで添ひ居(ゐ)にける」


[訳] もとのとおりに、浮気もしないで(この女と)夫婦としてともに暮らしていた。


雲隠れすること。急に姿が見えなくなること。


出典栄花物語 花山たづぬる中納言


「わが宝の君はいづくにあからめせさせ給(たま)へるぞや」


[訳] 私の大切な主君(=花山天皇)はどこに雲隠れなさったのか。



そば-め 【側目・傍目】

名詞

横目。横から見ること。


出典源氏物語 末摘花


「そばめに見れば」


[訳] 横目で見ると。


横顔。横から見たようす・姿。


出典源氏物語 若菜上


「髪のかかり給(たま)へるそばめ」


[訳] 髪がかかっていらっしゃる横顔。



をか-め 【岡目・傍目】

名詞

他人の行為をわきから見ていること。傍観。








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