古語:

其れの意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

それ 【其れ】

代名詞

それ。そのこと。そのもの。その人。▽中称の指示代名詞。


出典竹取物語 貴公子たちの求婚


「竜(たつ)の頸(くび)に五色(ごしき)の光ある玉あなり。それを取りて奉りならむ人には」


[訳] 竜の頸に、五色の光を放つ玉があるということだ。それを取って献上する人には。


ある。なになに。なにがし。▽不定称の指示代名詞。不明の事物や、明示したくない事物をさす。


出典土佐日記 一二・二一


「それの年の十二月(しはす)の二十日(はつか)余り一日(ひとひ)の日の」


[訳] ある年の十二月二十日と一日の。


お前。あなた。▽対称の人称代名詞。


出典徒然草 二三八


「あなわびし。それ、求めておはせよ」


[訳] ああ、困ったことだ。あなた、探していらっしゃい。








其れのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

其れのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




其れのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS