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寿詞の意味

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学研全訳古語辞典

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よ-ごと 【寿詞】

名詞

天皇の御代(みよ)の安泰・繁栄・長久を祈り祝う言葉。⇒寿詞(よごと)


分類文芸



祈りの言葉。


出典竹取物語 竜の頸の玉


「『楫取(かぢと)りの御神、きこしめせ。…』と、よごとをはなちて起(た)ち居」


[訳] 「海の安全を守る神よ、お聞きになってください。…」と、祈りの言葉を大声で言って立ったり座ったりして。



寿詞

分類文芸


善(よ)き言葉の意。めでたい言葉を連ねて、天皇の治世が末永く栄えることを神に代わって天皇に奏上し、祝福するもの。善い言葉を発すれば善いことがもたらされるという古代の言霊(ことだま)信仰に基づく。文学史の上では『出雲国造神賀詞(いずものくにのみやつこのかむよごと)』と『中臣寿詞(なかとみのよごと)』とをいう。








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