学研全訳古語辞典 |
かち 【徒・徒歩】
①
徒歩(とほ)。
出典徒然草 五二
「ただ一人、かちより詣(まう)でけり」
[訳] ただ一人、徒歩で(石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に)参詣(さんけい)した。
②
「徒侍(かちざむらひ)」の略。徒歩で主人の供をしたり行列の先導をつとめたりする、下級の武士。◇「徒士」とも書く。
とも-がら 【輩・儕・徒】
仲間。同輩。
出典徒然草 八五
「舜(しゆん)を学ぶは、舜のともがらなり」
[訳] 舜のことを学ぶのは、舜の仲間である。
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