学研全訳古語辞典 |
きふ・なり 【急なり】
活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}
①
さし迫った状態だ。突然だ。
出典徒然草 二四一
「死期(しご)すでに近し。されども、いまだ病きふならず」
[訳] 死期がもはや近い。しかし、まだ病気が差し迫った状態ではなく。
②
気短だ。せっかちだ。
出典源氏物語 賢木
「祖父大臣(おほぢおとど)、いときふに、さがなくおはして」
[訳] 祖父大臣は、たいそう気短で、思いやりがなくていらっしゃって。
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活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}
①
さし迫った状態だ。突然だ。
出典徒然草 二四一
「死期(しご)すでに近し。されども、いまだ病きふならず」
[訳] 死期がもはや近い。しかし、まだ病気が差し迫った状態ではなく。
②
気短だ。せっかちだ。
出典源氏物語 賢木
「祖父大臣(おほぢおとど)、いときふに、さがなくおはして」
[訳] 祖父大臣は、たいそう気短で、思いやりがなくていらっしゃって。
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