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打ち傾くの意味

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学研全訳古語辞典

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うち-かたぶ・く 【打ち傾く】

[一]自動詞カ行四段活用

活用{か/き/く/く/け/け}


傾く。


出典蜻蛉日記 中


「一筋二筋うちかたぶきたれば」


[訳] (くれ竹が)一、二本傾いていたので。


首をかしげる。不審に思う。


出典枕草子 うつくしきもの


「うちかたぶきて物など見たるも」


[訳] (幼女が)首をかしげて物などを見ているのも。◆「うち」は接頭語。


[二]他動詞カ行下二段活用

活用{け/け/く/くる/くれ/けよ}


傾ける。


出典平治物語 中


「頼盛(よりもり)も甲(かぶと)をうちかたぶけうちかたぶけ」


[訳] 頼盛もかぶとを傾け傾け。◆「うち」は接頭語。








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