古語:

打ち添ふの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

うち-そ・ふ 【打ち添ふ】

[一]自動詞ハ行四段活用

活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}


付きまとう。加わる。


出典方丈記 


「あまりさへ、疫癘(えきれい)うちそひて」


[訳] そればかりか、伝染病まで加わって。


付き添う。連れ立つ。


出典更級日記 夫の死


「うちそひて下りしを見やりしを」


[訳] (息子が亡夫と)連れ立って下ったのを見送ったのに。◆「うち」は接頭語。


[二]他動詞ハ行下二段活用

活用{へ/へ/ふ/ふる/ふれ/へよ}


添える。つけ加える。追加する。


出典源氏物語 桐壺


「うちそへてもとよりの憎さも立ち出(い)でて」


[訳] つけ加えて(源氏への)以前からの憎しみもよみがえってきて。◆「うち」は接頭語。








打ち添ふのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

打ち添ふのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




打ち添ふのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS