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打ち為の意味

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学研全訳古語辞典

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うち-・す 【打ち為】

[一]自動詞サ行変格活用

活用{せ/し/す/する/すれ/せよ}


ちょっとある。(時雨(しぐれ)などが)さっと降る。


出典蜻蛉日記 中


「風いと寒く、時雨うちしつつ」


[訳] 風がとても寒く、しぐれが何度もさっと降って。◆「うち」は接頭語。


[二]他動詞サ行変格活用

活用{せ/し/す/する/すれ/せよ}


ちょっとする。行う。


出典枕草子 すさまじきもの


「あくびおのれうちして、よりふしぬる」


[訳] あくびを自分からちょっとして、物によりかかって横になってしまったの。◆「うち」は接頭語。








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