古語:

振り立つの意味

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学研全訳古語辞典

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ふり-た・つ 【振り立つ】

他動詞タ行下二段活用

活用{て/て/つ/つる/つれ/てよ}


勢いよく立てる。


出典万葉集 一一九〇


「舟泊(は)ててかしふりたてて廬(いほり)せむ」


[訳] 舟を停泊させて、かし(=舟をつなぎとめておく杭(くい))を勢いよく立てて仮寝をしよう。


(声を)張り上げる。


出典古今集 夏


「夏山に恋しき人やいりにけむ声ふりたてて鳴くほととぎす」


[訳] 夏の山にいとしい人が籠(こ)もってしまったのだろうか、声を張り上げて鳴くほととぎすよ。


勢いよく振る。


出典宇津保物語 祭の使


「高麗鈴(こますず)をふりたつるに劣らず」


[訳] 高麗鈴を勢いよく振るのにも劣らない。








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