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日記文学の意味

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日記文学

分類文芸


文学の形式の一つ。平安時代から鎌倉時代にかけて和文で書かれた、文学性の高い日記作品。多く回想録風で、内省的傾向が強い。その最初のものは、平安時代初期の、紀貫之(きのつらゆき)が女性に仮託して書いた『土佐日記』である。道綱母(みちつなのはは)の『蜻蛉(かげろう)日記』によって平安女流の仮名日記文学が盛んになり、『和泉式部(いずみしきぶ)日記』『紫式部日記』『更級(さらしな)日記』などが相次いだ。鎌倉時代には『建春門院(けんしゆんもんいん)中納言日記(建寿御前(けんじゆごぜん)日記)』『十六夜(いざよい)日記』などがある。紀行文学とのかかわりも深い。








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