学研全訳古語辞典 |
しおる 【枝折る・栞る・責る・萎る】
⇒しをる
し-を・る 【枝折る・栞る】
活用{ら/り/る/る/れ/れ}
①
木の枝を折って道しるべとする。
出典山家集 上
「降る雪にしをりし柴(しば)も埋(うづ)もれて」
[訳] 降る雪のせいで枝を折って道しるべにした柴も埋もれて。
②
道案内をする。
出典千載集 春上
「咲きぬやと知らぬ山路に尋ね入(い)る我をば花のしをるなりけり」
[訳] 咲いているかと、見知らぬ山道に尋ね入った私を花が道案内をするのであることよ。
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