古語:

歎くの意味

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学研全訳古語辞典

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なげ・く 【嘆く・歎く】

自動詞カ行四段活用

活用{か/き/く/く/け/け}


ため息をつく。嘆息する。


出典拾遺集 恋四


「なげきつつ独り寝(ぬ)る夜(よ)の明くる間(ま)はいかに久しきものとかは知る」


[訳] ⇒なげきつつ…。


悲しむ。悲しんで泣く。


出典竹取物語 かぐや姫の昇天


「このことをなげくに、ひげも白く、腰もかがまり、目もただれにけり」


[訳] このこと(=かぐや姫が月に帰る時が近づいていること)を悲しんで泣くので、ひげも白くなり、腰も曲がり、目もただれてしまった。


願う。強く望む。やっきになる。


出典沙石集 九


「この主(あるじ)、いかばかりなげき求むらむ」


[訳] この持ち主は、どんなにやっきになって探していることだろう。








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