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漫ろはしの意味

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すずろ-は・し 【漫ろはし】

形容詞シク活用

活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}


(楽しくて)じっとしていられない。浮き浮きしている。


出典源氏物語 若菜下


「聞く人ただならず、すずろはしきまで愛敬(あいぎやう)づきて」


[訳] (紫の上の箏(そう)の音は)聞く人が心が並でいられず、浮き浮きするほどおもしろさがあって。


(不快・不安で)心が落ち着かない。いやな気分である。


出典源氏物語 若菜下


「なまもの憂く、すずろはしけれど」


[訳] 何となく気が進まず、心が落ち着かないが。◆「すぞろはし」「そぞろはし」とも。


参考

そわそわと落ち着かない心の状態をいうが、楽しい場合にも、不安な場合にも用いる。



そぞろ-は・し 【漫ろはし】

形容詞シク活用

「すずろはし」に同じ。








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