古語:

畏まりの意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

かしこまり 【畏まり】

名詞

恐れ入ること。恐縮。慎み。


出典竹取物語 貴公子たちの求婚


「きたなげなる所に、年月を経(へ)て物し給(たま)ふこと、極まりたるかしこまり」


[訳] (こんな)見苦しい所に、長い間お通いくださいますことは、この上なく恐れ入ること(でございます)。


お礼。


出典源氏物語 若紫


「いと、むつかしげに侍(はべ)れど、かしこまりをだに」


[訳] たいそう、むさくるしうございますが、せめてお礼だけでも(申したい)。


謝罪。おわび。


出典源氏物語 椎本


「え参らぬ由(よし)のかしこまり申し給(たま)へり」


[訳] 参上できない事情についてのおわびを申し上げなさった。


(朝廷からの)おとがめ。勅勘(ちよつかん)。


出典枕草子 うへにさぶらふ御猫は


「かしこまり許されて、もとのやうになりにき」


[訳] おとがめを許されて、もとのようになった。








畏まりのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

畏まりのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




畏まりのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS