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色好みの意味

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いろ-ごのみ 【色好み】

名詞

恋愛の情趣を解し、洗練された恋ができること。また、その人。粋人(すいじん)。多情な人。


出典伊勢物語 三七


「昔、男、いろごのみなりける女に逢(あ)へりけり」


[訳] 昔、男が恋愛の情趣を解する人であった女に会った。


風流・風雅な方面に熱意・関心がある人。風流人。


出典古今集 仮名序


「いろごのみの家に埋(む)もれ木の人知れぬこととなりて」


[訳] (和歌は)風流人の私的な場に埋もれ、埋もれ木のように人に知られない存在になって。








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