学研全訳古語辞典 |
ころもで-の 【衣手の】
分類枕詞
①
袂(たもと)を分かって別れることから「別(わ)く」「別る」にかかる。
出典万葉集 五〇八
「ころもでの別く今夜(こよひ)より」
[訳] 別れてしまう今夜からは。
②
袖(そで)が風にひるがえることから「返る」と同音の「帰る」にかかる。
出典万葉集 三二七六
「ころもでの帰りも知らず」
[訳] (旅に出て)帰ることもできず。
③
袖の縁で導いた「手(た)」と同音を含む地名「田上山(たなかみやま)」にかかる。
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分類枕詞
①
袂(たもと)を分かって別れることから「別(わ)く」「別る」にかかる。
出典万葉集 五〇八
「ころもでの別く今夜(こよひ)より」
[訳] 別れてしまう今夜からは。
②
袖(そで)が風にひるがえることから「返る」と同音の「帰る」にかかる。
出典万葉集 三二七六
「ころもでの帰りも知らず」
[訳] (旅に出て)帰ることもできず。
③
袖の縁で導いた「手(た)」と同音を含む地名「田上山(たなかみやま)」にかかる。
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