学研全訳古語辞典 |
ごんご-だうだん 【言語道断】
分類連語
①
(奥深く、またすぐれていて)言葉では言い表せないこと。
出典平家物語 一・願立
「時々剋々(こくこく)の法施(ほふせ)・祈念、ごんごだうだんの事どもなり」
[訳] 時を追っての読経(どきよう)や願立ては言葉では言えないほどの(すばらしい)ことである。
②
(あまりにひどくて)言い表しようがないこと。もってのほかのこと。
出典隅田川 謡曲
「ごんごだうだんのことにて候ふものかな」
[訳] (あなたが死んだ子の親とは)言い表しようがないほどのことでございます。
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