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調ぶの意味

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しら・ぶ 【調ぶ】

他動詞バ行下二段活用

活用{べ/べ/ぶ/ぶる/ぶれ/べよ}


音律を整える。調律する。


出典源氏物語 横笛


「律(りち)にしらべられて、いとよく弾き慣らしたる」


[訳] (和琴(わごん)は)律の調子に調律されて、たいそうよく弾き慣らしてあるのが。


演奏する。奏する。かなでる。


出典蜻蛉日記 下


「筝(さうのこと)・琵琶(びは)など、折にあひたる音(こゑ)にしらべなどして」


[訳] 筝・琵琶など、時節にふさわしい音色で演奏するなどして。


〔「かたりしらぶ」の形で〕調子づく。図に乗る。


出典枕草子 にくきもの


「我もとより知りたることのやうに、異人(ことひと)にも語りしらぶるも、いとにくし」


[訳] 自分が以前から知っていたことのように、他人にも調子づいて話すのもたいそう不快だ。








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