学研全訳古語辞典 |
まに-ま 【随・随意】
他の人の意志や、物事の成り行きに従うこと。まま。▽形式名詞と考えられる。連体修飾語を受けて副詞的に用いられる。
出典万葉集 一〇三二
「天皇(おほきみ)の行幸(みゆき)のまにま吾妹子(わぎもこ)が手枕(たまくら)まかず月ぞ経(へ)にける」
[訳] 天皇の行幸に従ったままわが妻の手枕もせず月日が過ぎてしまった。
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他の人の意志や、物事の成り行きに従うこと。まま。▽形式名詞と考えられる。連体修飾語を受けて副詞的に用いられる。
出典万葉集 一〇三二
「天皇(おほきみ)の行幸(みゆき)のまにま吾妹子(わぎもこ)が手枕(たまくら)まかず月ぞ経(へ)にける」
[訳] 天皇の行幸に従ったままわが妻の手枕もせず月日が過ぎてしまった。
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