古語:

隔ての意味

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へだて 【隔て】

名詞

間をさえぎること。仕切り。


出典枕草子 清涼殿の丑寅のすみの


「北のへだてなる御障子(みさうじ)は」


[訳] 北の仕切りであるついたて障子には。


区別。違い。


出典源氏物語 玉鬘


「幸ひのなきとあるとは、へだてあるべきわざかな」


[訳] 幸せのない人とある人とは、(美しさの点で)違いがあるはずのものであるなあ。


時間の隔たり。時の経過。


出典奥の細道 全昌寺


「一夜のへだて、千里に同じ」


[訳] 一夜の(時間的な)隔たりは、千里(も離れた時間)に同じ(ように私には思われる)。


うちとけないこと。心のわだかまり。


出典徒然草 五六


「へだてなく慣れぬる人も」


[訳] 心のわだかまりがなくうちとけて慣れ親しんだ人も。








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