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際やかなりの意味

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学研全訳古語辞典

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きは-やか・なり 【際やかなり】

形容動詞ナリ活用

活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}


特に目立っている。際立っている。


出典枕草子 五月ばかり、月もなう


「こは誰(た)そ、いとおどろおどろしうきはやかなるは」


[訳] これはどなたか、たいそうおおげさに特に目立っているのは。


思い切りがよい。てきぱきとしている。


出典枕草子 あかつきに帰らむ人は


「いときはやかに起きて、ひろめき立ちて」


[訳] たいそう思い切りがよく起きて、ばたばたと騒いで。◆「やか」は接尾語。








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