学研全訳古語辞典 |
ぬか 【額】
①
ひたい。
②
ぬかずくこと。礼拝。
出典枕草子 あはれなるもの
「うち行ひたる暁のぬかなど、いみじうあはれなり」
[訳] 勤行をしている夜明け前の礼拝などは、たいそうしみじみと心打たれる。
ひたい 【額】
⇒ひたひ
ひたひ 【額】
①
おでこ。
②
「額髪(ひたひがみ)」の略。
③
女官が正装のときに、前髪に付ける飾り。
④
冠・烏帽子(えぼし)などの額に当たる部分。
⑤
突き出た所。
出典枕草子 草は
「あやふ草は、岸のひたひに生(お)ふらむも」
[訳] あやう草は、川の岸の突き出た所に生えるとかいうのも。
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