学研全訳古語辞典 |
とり-の-あと 【鳥の跡】
分類連語
①
文字。筆跡。手紙。▽古代中国の倉頡(そうけつ)が、鳥の足跡から文字を考案したということから。
②
たどたどしい文字。
出典枕草子 うらやましげなるもの
「心憎き所へつかはす抑せ書きなど、誰(たれ)もいととりのあとにしもなどかはあらむ」
[訳] 奥ゆかしい人の所へ送る文書など、いったいだれがたどたどしい文字で書くだろうか。
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①
文字。筆跡。手紙。▽古代中国の倉頡(そうけつ)が、鳥の足跡から文字を考案したということから。
②
たどたどしい文字。
出典枕草子 うらやましげなるもの
「心憎き所へつかはす抑せ書きなど、誰(たれ)もいととりのあとにしもなどかはあらむ」
[訳] 奥ゆかしい人の所へ送る文書など、いったいだれがたどたどしい文字で書くだろうか。
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