「ても」を解説文に含む見出し語の検索結果(521~530/1206件中)
分類和歌「君があたり見つつも居(を)らむ生駒山(いこまやま)雲なたなびき雨は降るとも」出典万葉集 三〇三二・よみ人知らず[訳] 君の家のあたりを見続けていよう。生駒山に、雲よ、たなびかないでくれ。たと...
分類連語…(は)よいだろうけれど。…(は)構わないが。出典平家物語 九・三草勢揃「わが身こそあらめ、人のためいたはしくて」[訳] 自分自身はこうしていてもいいけれども、妻のためにかわいそうで。なりたち...
分類連語どのようであっても。どうであれ。出典竹取物語 御門の求婚「天下のことは、とありともかかりとも、御命(みいのち)の危(あやふ)さこそ大きなる障(さは)りなれば」[訳] 世間のことはどうであれ、(...
形容詞シク活用活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}何かとがめだてするようすである。とげとげしい。口うるさい。出典堤中納言 虫めづる姫君「『衣(きぬ)など着ずともあり...
形容動詞ナリ活用活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}なまじっかだ。中途半端だ。かえってよくない。出典源氏物語 藤袴「中将も、なかなかなることをうち出(い)でて、いかにおぼすらむと、苦しきまま...
分類連語…てしまっている。出典徒然草 一九「言ひ続くれば、みな源氏物語・枕草子(まくらのさうし)などにこと古(ふ)りにたれど」[訳] このように言い続けると、みな『源氏物語』や『枕草子』などに、言いふ...
副詞①ぷっつりと。ふっと。▽物を断ち切る音を表す。出典心中天網島 浄瑠・近松「ふっつと切ってこれ見や小春」[訳] (黒髪を)ぷっつりと切ってこれを見よ小春。②きっぱりと。決して...
出典徒然草 一八八[訳] 一つであっても、まさっている方へつかなければならないのに。品詞分解ひとつ=名詞 なり=断定の助動詞「なり」[終止形] とも=接続助詞 まさら=動詞「まさる」[未然形] ん=仮...
出典徒然草 一八八[訳] 一つであっても、まさっている方へつかなければならないのに。品詞分解ひとつ=名詞 なり=断定の助動詞「なり」[終止形] とも=接続助詞 まさら=動詞「まさる」[未然形] ん=仮...
名詞①人工によって作った物。作り物。出典源氏物語 少女「細かに見れば、えならぬつくりごとどもなりけり」[訳] 細かく見ると、何ともいえないくらいすばらしい作り物であった。②いつ...