古語:

かりかりの意味

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かり-かり

副詞かりかり。

▽雁(かり)・(がん)の鳴き声。


出典後撰集 秋下


「ひたすらにわが思はなくに己(おのれ)さへかりかりとのみ鳴き渡るらむ」


[訳] ひたすらに思っているわけではないのに、(私だけでなく)雁、おまえまでもが「かりかり」(仮りだ、仮りだ)とばかりいって鳴きつづけているようだ。◆擬声語。


参考

和歌では「仮(かり)」の意をかけて使うことが多い。








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