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世の末の意味

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よ-の-すゑ 【世の末】

分類連語


末世(まつせ)。仏法が衰え、道徳も人情もすたれる世。


出典徒然草 一一九


「かやうの物も、よのすゑになれば、上(かみ)さままでも入(い)りたつわざにこそ侍(はべ)れ」


[訳] このような物も末世になると、上流社会にまで入りこむことでございます。


晩年。


出典源氏物語 朝顔


「よのすゑに、さだ過ぎ、つきなき程にて」


[訳] 晩年に、盛りがすぎ、不似合いな年で。


後世。後代。


出典大鏡 基経


「よのすゑになるままに、まさる事のみ出(い)でまうでくるなり」


[訳] 後世になるにつれて、すぐれたことだけが出てまいりました。








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