学研全訳古語辞典 |
さう-・す
活用{せ/し/す/する/すれ/せよ}
あれこれと手配する。
出典竹取物語 かぐや姫の生ひ立ち
「よき程なる人になりぬれば、髪上げなどさうして」
[訳] (かぐや姫が)一人前の大人になったので、髪上げの祝いなどをあれこれと手配して。
参考
「とかく」を「左右」と書き、そしてこれを「さう」と読んだため、この「さうす」の形ができたとする説に従った。
さう-・す 【相す】
活用{せ/し/す/する/すれ/せよ}
人相・家相・手相などを見て吉凶を判断する。占う。
出典今昔物語集 六・二
「行く前(さき)に有るべき身の上の善悪をさうし」
[訳] 将来起こるはずの身の上の善悪を占い。
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