学研全訳古語辞典 |
さうな
《接続》
①
は動詞の連用形や、形容詞・形容動詞の語幹などに付く。
②
は体言や、活用語の連体形または終止形に付く。
活用{○/さうに/さうな/さうな/さうなれ/○}
①〔様態〕…そうだ。…に見える。
出典七番日記 俳文
「むまさうな雪がふうはりふはりかな―一茶」
[訳] ⇒むまさうな…。②〔推定〕…らしい。
出典世間胸算用 浮世・西鶴
「当流が合点(がてん)まゐらぬさうな」
[訳] 現代風のやり方が納得いかないらしい。◆室町時代末期以降の語。体言「さう」に、断定の助動詞「なり」が変化した「な」が付いてできた語。
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