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すみはつの意味

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学研全訳古語辞典

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すみ-は・つ 【住み果つ】

自動詞タ行下二段活用

活用{て/て/つ/つる/つれ/てよ}


死ぬまで住み続ける。住み通す。


出典源氏物語 夕霧


「この山里にすみはてなむと思(おぼ)いたり」


[訳] この山里に死ぬまで住み続けようとお思いになっている。


生き続ける。生き通す。


出典徒然草 七


「あだし野の露消ゆる時なく、鳥部山の烟(けぶり)立ちさらでのみすみはつる習ひならば、いかに、もののあはれもなからん」


[訳] あだし野の露が消えるときがなく(いつまでも残り)、鳥部山の煙が消え去らないで(いつまでもたなびいて)いるように(人間も)いつまでも生き続ける習わしであるならば、どれほど物の情趣もないことであろう。


ずっと夫婦として生活する。


出典源氏物語 若菜上


「かく世にすみはて給(たま)ふにつけても」


[訳] このように世にずっと夫婦として暮らしなさるにつけても。








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