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そのものとなしの意味

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そ-の-もの-と-な・し 【其の物と無し】

分類連語


取り立てていうほどのものではない。


出典枕草子 花の木ならぬは


「そのものとなけれど、宿り木といふ名、いとあはれなり」


[訳] 取り立てていうほどのものではないが、宿り木という(木の)名前は、ほんとうに情趣がある。


なりたち

代名詞「そ」+格助詞「の」+名詞「もの」+格助詞「と」+形容詞「なし」








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