古語:

なつ-かしの意味

ゲストさん 辞書総合TOP
古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    

Weblio 辞書 > 古語辞典 > 学研全訳古語辞典 > なつ-かしの解説 


学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

なつか・し 【懐かし】

形容詞シク活用

活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}


心が引かれる。親しみが持てる。好ましい。なじみやすい。


出典万葉集 一〇五九


「咲く花の色めづらしく百鳥(ももとり)の声なつかしく」


[訳] 咲く花の色はすばらしく、いろいろな鳥の声も心引かれ。


思い出に心引かれる。昔が思い出されて慕わしい。


出典平家物語 灌頂・女院出家


「もとの主(あるじ)の移し植ゑたりけん花橘(はなたちばな)の、軒近く風なつかしう薫りけるに」


[訳] もとの主人が移し植えたとかいう橘の花が、軒先近く(に咲き)吹く風にのって、思い出に心引かれるように薫ってきたときに。◇「なつかしう」はウ音便。








なつ-かしのページへのリンク

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

なつ-かしのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




なつ-かしのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS