学研全訳古語辞典 |
ひら- 【平】
①
名詞に付いて、普通である、並であるの意を表す。「ひら宰相」「ひら侍(ざむらひ)」。
②
「ひたすら」の意を表す。「ひら攻め」
ひら 【枚・片・葉】
紙や木の葉など、薄くて平らなもの。
-ひら 【枚・片・葉】
…枚(まい)。▽薄く平たいものを数えるとき、数を表す語の下につける言葉。「畳二ひら」「屛風(びやうぶ)の一ひら」
比良
分類地名
歌枕(うたまくら)。今の滋賀県滋賀郡志賀町の西に連なる山。琵琶(びわ)湖の西岸。冬・春には、この山から琵琶湖に向けて激しい風(=比良の山風)が吹き下ろす。「山風」「雪」「霰(あられ)」「凍る」などの語を詠み込んで、冬の景色としてうたわれることが多い。近江八景の一つ「比良の暮雪」でも有名。「比良の高嶺(たかね)」「比良の山」の形でも用いる。
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