古語:

りけりの意味

古文辞書 - Weblio古語辞典古語辞典
約23000語収録の古語辞典

古語辞典


    



学研全訳古語辞典

学研教育出版学研教育出版

り-・けり

分類連語


〔「けり」が過去の意の場合〕…ていた。…た。▽動作・作用の存続を表す。


出典伊勢物語 二


「その女、世人(よひと)にはまされりけり」


[訳] その女は、世間並みの人以上に(容貌(ようぼう)が)すぐれていた。


〔「けり」が詠嘆の意の場合〕…ていたのだった。…ていたのだったのだなあ。


出典万葉集 四二三一


「撫子(なでしこ)は秋咲くものを君が家の雪の巌(いはほ)に咲けりけるかも」


[訳] なでしこは秋に咲くものなのに、あなたの家の雪の岩山に咲いていたのだったなあ。


なりたち

完了の助動詞「り」の連用形+過去の助動詞「けり」








りけりのページへのリンク
「りけり」の関連用語

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳

りけりのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   

・英和辞典なら、Weblio英和・和英辞典

・英単語学習なら、Weblio英単語帳




りけりのページの著作権
古語辞典 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
学研教育出版学研教育出版
©GAKKEN 2024 Printed in Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS