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不覚の意味

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ふ-かく 【不覚】

名詞※「す」が付いて自動詞(サ行変格活用)になる

悟っていないこと。思慮分別がないこと。愚かなこと。


油断して失敗すること。不名誉な誤ちを犯すこと。


出典平家物語 九・宇治川先陣


「高名(かうみやう)せうどて、ふかくし給(たま)ふな」


[訳] 手柄を立てようと思って、油断して失敗しなさるな。


意識不明。人事不省。


ひきょうであること。おくびょう。


出典夜討曾我 謡曲


「寝入りたる所を斬(き)っては、ふかくと思うて」


[訳] 深い眠りに入ったところを切っては、ひきょうなことと思って。








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