学研全訳古語辞典 |
きゃう 【京】
①
皇居のある土地。帝都。みやこ。
②
(平安遷都以後は)平安京。京都。
キョウ 【向・狂・京・卿・経・竟・軽・境・警・響・饗】
⇒きゃう
みや-こ 【都・京】
首都。都会。皇居のある所。▽「宮(みや)処(こ)」の意で、天皇の宮殿のある場所を表すが、平安時代以降は特に京都をさした。
出典方丈記
「たましきのみやこのうちに、棟を並べ甍(いらか)を争へる、高きいやしき、人の住まひは、世々を経て尽きせぬものなれど」
[訳] 玉を敷いたように美しくりっぱな都の中に、棟を並べ、屋根の高さを張り合っている、身分が高い人や低い人の住居は、年月を経ても尽きないものだけれど。
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