古語:

呼ぶの意味

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学研全訳古語辞典

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よ・ぶ 【呼ぶ】

他動詞バ行四段活用

活用{ば/び/ぶ/ぶ/べ/べ}


呼ぶ。


出典更級日記 大納言殿の姫君


「『をぎの葉、をぎの葉』とよばすれど」


[訳] 「荻(おぎ)の葉(=女性の名)、荻の葉」と供の者に呼ばせたが。


招く。招いてごちそうする。


出典徒然草 二一五


「最明寺(さいみやうじ)の入道、ある宵の間(ま)によばるることありしに」


[訳] 最明寺の入道がある宵のうちに、招かれたことがあったが。


名付ける。称する。


出典笈の小文 俳文・芭蕉


「旅人と我(わ)が名よばれん初時雨(はつしぐれ)―芭蕉」


[訳] ⇒たびびとと…。








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