学研全訳古語辞典 |
さし-はさ・む 【差し挿む・差し挟む】
活用{ま/み/む/む/め/め}
①
(物の)間に入れる。
出典古事記 神代
「その生める子をば、木の俣(また)にさしはさみて返りき」
[訳] その生んだ子を、木のまたの間に入れて帰った。
②
心に持つ。
出典平家物語 五・朝敵揃
「野心をさしはさんで、朝威を滅ぼさんとする輩(ともがら)」
[訳] 野心を心に持って、朝廷の威信を滅ぼそうとする連中。◇「さしはさん」は撥(はつ)音便。「さし」は接頭語。
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①
(物の)間に入れる。
出典古事記 神代
「その生める子をば、木の俣(また)にさしはさみて返りき」
[訳] その生んだ子を、木のまたの間に入れて帰った。
②
心に持つ。
出典平家物語 五・朝敵揃
「野心をさしはさんで、朝威を滅ぼさんとする輩(ともがら)」
[訳] 野心を心に持って、朝廷の威信を滅ぼそうとする連中。◇「さしはさん」は撥(はつ)音便。「さし」は接頭語。
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