学研全訳古語辞典 |
いたづらに-な・す 【徒らになす】
分類連語
①
無駄にする。だめにする。
出典今昔物語集 一・三八
「我ら心をもって二世(にせ)をいたづらになせり」
[訳] 私たちは自分の心がけにより、現世と来世を無駄にした。
②
命を捨てさせる。滅ぼす。
出典竹取物語 御門の求婚
「多くの人の身をいたづらになして会はざなるかぐや姫は」
[訳] 多くの人の身を滅ぼしても結婚しないというかぐや姫は。
なりたち
形容動詞「いたづらなり」の連用形+動詞「なす」
徒らになすのページへのリンク |
古語辞典
約23000語収録の古語辞典
|
|
学研全訳古語辞典 |
分類連語
①
無駄にする。だめにする。
出典今昔物語集 一・三八
「我ら心をもって二世(にせ)をいたづらになせり」
[訳] 私たちは自分の心がけにより、現世と来世を無駄にした。
②
命を捨てさせる。滅ぼす。
出典竹取物語 御門の求婚
「多くの人の身をいたづらになして会はざなるかぐや姫は」
[訳] 多くの人の身を滅ぼしても結婚しないというかぐや姫は。
なりたち
形容動詞「いたづらなり」の連用形+動詞「なす」
徒らになすのページへのリンク |
徒らになすのページの著作権
古語辞典
情報提供元は
参加元一覧
にて確認できます。
©GAKKEN 2024 Printed in Japan |