学研全訳古語辞典 |
お-もの 【御物・御膳】
①
お食事。▽天皇や貴人の食事の尊敬語。
出典枕草子 清涼殿の丑寅のすみの
「昼(ひ)の御座(おまし)の方(かた)には、おものまゐる足音高し」
[訳] 天皇の昼間の御座所では、お食事をお運び申し上げる足音が高い。
②
ごはん。▽特に副食に対していう。
出典宇津保物語 藤原の君
「精米(しらげ)に麦のおもの混ぜたり」
[訳] 白米に麦のごはんを混ぜてある。
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①
お食事。▽天皇や貴人の食事の尊敬語。
出典枕草子 清涼殿の丑寅のすみの
「昼(ひ)の御座(おまし)の方(かた)には、おものまゐる足音高し」
[訳] 天皇の昼間の御座所では、お食事をお運び申し上げる足音が高い。
②
ごはん。▽特に副食に対していう。
出典宇津保物語 藤原の君
「精米(しらげ)に麦のおもの混ぜたり」
[訳] 白米に麦のごはんを混ぜてある。
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