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学研全訳古語辞典

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こころ-・う 【心得】

自動詞ア行下二段活用

{語幹〈こころ〉}


理解する。さとる。


出典竹取物語 かぐや姫の昇天


「宮仕へ仕うまつらずなりぬるも、かく煩はしき身にて侍(はべ)れば、こころえず思(おぼ)し召されつらめども」


[訳] 帝(みかど)にお仕え申し上げないままになってしまったのも、このように面倒な身の上でございますので、納得いかないとお思いでしょうけれど。


精通する。心得がある。


出典徒然草 七九


「よろづの道にこころえたるよしのさしいらへ」


[訳] どんなことにも精通しているような受けこたえ。


引き受ける。承知する。


出典末広がり 狂言


「『まづそれにお待ちやれ』『こころえました』」


[訳] 「まあそこでお待ちください」「承知しました」。



こころ-え 【心得】

名詞

何か事にあたるときに、知っているべきこと。理解。たしなみ。


取り計らい。心配り。








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