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心強しの意味

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こころ-ごは・し 【心強し】

形容詞ク活用

活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}


強情だ。気が強い。


出典源氏物語 少女


「故宮(こみや)にも、しかこころごはき者に思はれ奉りて」


[訳] 亡くなった父にも、(私は)そのように強情な者に思われ申して。



こころ-づよ・し 【心強し】

形容詞ク活用

活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}


意志が強い。気丈だ。


出典源氏物語 桐壺


「堪へがたきをこころづよく念じ返させ給(たま)ふ」


[訳] 堪えがたい気持ちになるのを、気丈にこらえていらっしゃる。


情がなくて気が強い。つれない。


出典竹取物語 かぐや姫の昇天


「こころづよく承らずなりにし事」


[訳] 強情に(帝(みかど)のご命令を)お受けしなかったこと。◆「こころつよし」とも。[反対語] 心弱し。








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