学研全訳古語辞典 |
しまら-く 【暫らく】
「しばらく
①
」に同じ。
出典万葉集 三四七一
「しまらくは寝つつもあらむを」
[訳] 少しの間は寝続けていたいのに。
出典柹蔭集 島木赤彦
「信濃路(しなのぢ)はいつ春にならん夕づく日入りてしまらく黄なる空のいろ」
[訳] 信濃路はいつ春になるのであろうか。夕方になって日は沈んだが、少しの間黄色に染まっている空であるよ。◆「しばらく」の古い形。上代語。
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「しばらく
①
」に同じ。
出典万葉集 三四七一
「しまらくは寝つつもあらむを」
[訳] 少しの間は寝続けていたいのに。
出典柹蔭集 島木赤彦
「信濃路(しなのぢ)はいつ春にならん夕づく日入りてしまらく黄なる空のいろ」
[訳] 信濃路はいつ春になるのであろうか。夕方になって日は沈んだが、少しの間黄色に染まっている空であるよ。◆「しばらく」の古い形。上代語。
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