古語:

氷の意味

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学研全訳古語辞典

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こほり 【氷】

名詞

氷。凍ること。


「氷襲(こほりがさね)」の略。



ひ 【氷】

名詞

こおり。夏用に氷室(ひむろ)に貯蔵した。


雹(ひよう)。氷雨(ひさめ)。


出典源氏物語 明石


「地の底通るばかりのひ降り」


[訳] 地の底まで通るほどのひょうが降り。



こおり 【氷・郡】

⇒こほり



つらら 【氷・氷柱】

名詞

(平らに張っている)氷(こおり)。


出典源氏物語 末摘花


「朝日さす軒の垂氷(たるひ)は解けながらなどかつららのむすぼほるらむ」


[訳] 朝日がさしている軒のつららは解けているのにどうして氷が張っているのだろうか。


柱状に垂れ下がる氷(こおり)。つらら。[季語] 冬。


語の歴史

今日いう「つらら」のことを古くは「たるひ(垂氷)」といい、それを「つらら」というようになったのは近世に入ってからである。








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